ENGLISH FOLLOWS THE JAPANESE 今朝は新約聖書のヘブル人への手紙から読みます。この本の目的は、初代教会時代に迫害されていたクリスチャンたちに、信仰から目を背けることなく、耐え忍んでイエスへの信仰を持ち続けるように警告することです。クリスチャンの特定のグループは、以前はユダヤ人でしたが、キリスト教に改宗しました。当時のローマ帝国では、キリスト教は正式に認められた宗教ではなかったため、キリスト教徒はローマ帝国から迫害を受けていました。ユダヤ教がローマ帝国に正式に認められていたため、迫害のためにキリスト教をあきらめてユダヤ教に戻ろうという誘惑に駆られたのです。この本の主な教訓は、クリスチャンは耐え忍ばなければならず、順を追って宗教的慣習の体系に逆戻りしてはならないということです。その代わりに、私たちはイエスがどのようなお方であり、何を成し遂げてくださったかに希望を抱かなければなりません。今朝読んでいる箇所では、私たちよりも先に神の御前に行かれた偉大な大祭司イエスを信じる者を救うという神の確かな約束のゆえに、私たちはイエスだけに確かな希望を持つことができるのです。 I. アブラハムに対する神の約束と誓いは、神の偉大さを示しています(ヘブル6:13-16)   13 神 は、 アブラハム に 約束 する 際、 ご 自分 より 大いなる もの にかけて 誓う こと が でき なかっ た ので、 ご 自分 にかけて 誓い、 14 「確か に わたし は、 あなた を 大いに 祝福 し、 あなた を 大いに 増やす」 と 言わ れ まし た。 15 この よう に し て、 アブラハム は 忍耐 の 末 に 約束 の もの を 得 た の です。 16 確か に、 人間 は 自分 より 大いなる もの にかけて 誓い ます。 そして、 誓い は すべて の 論争 を 終わら せる 保証 となり ます。 これらの節では、神の約束の性質が説明されています。クリスチャンが迫害されても、神は再臨の時に裁きから救ってくださるという信仰を持って耐え忍ぶことができます。私たちは、創世記22章で神がアブラハムに与えた約束を、人間の誓いに例えて思い起こします。人間が誓いを立てるとき、私たちは自分よりも上位の権威に対して、誓いを守ることを誓います。日本では保証人の権威に基づいて法的拘束力のある誓いを立てます。もし誓いを守れなかった場合、保証人はその人に責任を負わせます。アメリカでは、法的拘束力のある宣誓は裁判官や、法的拘束力のある宣誓を観察する権限を政府から与えられた人、例えば結婚の誓いをする人を観察する信徒の牧師の前で行う傾向があります。もし誓いを守らなかった場合、裁判官や牧師、信徒はその人に責任を問います。 II. アブラハムに対する神の約束と誓いは、神の不変の目的を示す(ヘブル6:17-18a) 17...

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