私たちはこの数週間、旧約聖書のヨシュア記を読み進めてきました。ヨシュア記には、約束の地カナンを受け継ぐという約束に忠実であった神様が、どのようにイスラエルを救われたかが書かれています。その偉業を達成するために、神はイスラエルの民に敵を征服する力を与えたのです。最近の世俗主義やそれ以前の神道のような世界観の台頭により、多くの人々が、神が奇跡によって超自然的に人間の歴史に介入されるという考えを否定しています。しかし、聖書は、神が実際に人類の歴史の中で超自然的な奇跡を成し遂げられたことを明らかにし、それとともに証拠を示している。しかし、奇跡の証拠の先には、私たちの証拠的好奇心を満足させること以上に重要なことがあるのです。神が奇跡を通して人類の歴史に介入されるとき、神はご自分の性格を人類に明らかにされているのです。今朝は、聖書にあるいくつかの異なる奇跡が、神のご性質について明らかにしていることを見ていきます。 1. 神様の奇跡の結果、民は神様の契約の律法に従った (ヨシュア記24:14-18) 14 今、 あなた がた は 主 を 恐れ、 誠実 と 真実 を もっ て 主 に 仕え、 あなた がた の 先祖 たち が、 あの 大河 の 向こう や エジプト で 仕え た 神 々 を 取り除き、 主 に 仕え なさい。 15 主 に 仕える こと が 不満 なら、 あの 大河 の […]

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ヨシュア記23章と24章は、ヨシュアがイスラエルの民に対して行った別れの言葉です。モーセが前の悪い世代にしたように、ヨシュアも自分の指導者としての時代が終わりつつあることを知っていたので、別れの言葉を述べたのです。この演説の前半では、ヨシュアは9つ半の部族にだけ語りかけましたが、後半ではイスラエルのすべての部族に語りかけました。ヨシュアは人々に、神がその契約の約束を果たされたことを思い起こすように言いました。神はその契約の約束を忠実に果たされたので、ヨシュアは旧約の律法、すなわち申命記に従う必要があることを彼らに思い出させました。そして、神の契約の律法に背かないようにと警告し、背いた場合にもたらされるのろいを思い起こさせた。 1. 私たちは、神様が契約の約束を忠実に守ってくださることを忘れてはなりません(ヨシュア記23:1-5)。 1 主 が、 周囲 の すべて の 敵 から イスラエル を 守っ て 安息 を 与え られ てから、 多く の 日 が たち、 ヨシュア は 年 を 重ね て 老人 に なっ て い た。 2 ヨシュア は 全 イスラエル、 その 長老 たち、 かしら たち、 さばき 人 たち、 つかさ たち を 呼び寄せ […]

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ヨシュア記は、イスラエル軍とアイの町の小さな軍隊との戦いの物語です。敗れたイスラエル人は、誰が神様の掟を破ったかを調べ、くじ引きで決めました。その結果、アチャンという男が犯人であることがわかり、アチャンは自分の悪事を告白しました。この物語は、神様は聖なる方であり、罪を非常に重く受け止め、神様の律法を破った者は罰せられることを教えています。また、この物語は、神がその契約の約束を忠実に守っておられることも示しています。神は、ご自分の律法に従えば祝福を、不従順であればのろいを約束されたのです。 1. 神の契約の律法は一人の人間によって背かれ、民は苦しめられた(ヨシュア7:1-5、20-26)。 1 しかし、 イスラエル の 子 ら は 聖 絶 の 物 の こと で主 の 信頼 を 裏切っ た。 ユダ 部族 の ゼラフ の 子 ザブディ の 子 で ある カルミ の 子 アカ ン が、 聖 絶 の 物 の 一部 を 取っ た。 それで、 主 の 怒り が イスラエル の […]

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ヨシュア記の第2章には、聖書の中で最も有名な物語のひとつがあります。それは、危険と秘密と賢さの物語です。イスラエルの民は、神から約束された新しい土地に入る準備をしていたところ、そこに城壁に囲まれた都市を見ました。そして、そのような城壁に囲まれた都市に住む人々をどのように征服することができるのだろうかと考えました。そこで、彼らは斥候を送り込み、その町を調べさせた。偵察者が戻ってくると、神はイスラエル人に、その都市に神の裁きを与えつつ、そこに住んでいた人々の何人かは神の裁きを受けないようにする計画を与えられました。この物語を通して、私たちは大きな希望を見出すことができます。なぜなら、現代の人々も同じように神の裁きから救われる可能性があるからです。 1. 神様は、思いがけない人を通してご自分の目的を達成される (ヨシュア記2:1-3,8-13) 1 ヌン の 子 ヨシュア は、 シティム から、 ひそか に 二人 の 者 を 偵察 として 遣わし て 言っ た。「 さあ、 あの 地 と エリコ を 見 て 来 なさい。」 彼ら は 行っ て、 ラハブ という 名 の 遊女 の 家 に 入り、 そこ に 泊まっ た。 2 ある 人 が […]

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ヨシュア記は、イスラエルの民が約束の地に住むようになったいきさつを語っています。何世紀も前に、神はイスラエル人の祖先であるアブラハムと契約を結ばれました。神がアブラハムと交わした契約の約束の一つは、彼の先祖がカナンの地に住むようになることでした。何世紀も経って、イスラエル人はカナンの地の東の境界であるヨルダン川に近づいた。彼らは3日間、ヨルダン川のほとりで宿営した。そして、ついに約束の地に渡る時が来た。しかし、彼らは自分たちの力でヨルダン川を渡ることができなかった。ヨルダン川が氾濫し、歩いて渡ることは不可能だった。イスラエルの民が神の命令に従ってヨルダン川を渡るためには、神の存在が必要だったのです。そして、ヨルダン川を渡った後、未来のイスラエル人は、神様がアブラハムとの約束の二つ目を果たされたことを思い出す方法が必要でした。この章では、神の介入によって、神の契約の民は約束の地に入ることができ、神がその契約の約束を忠実に守ったことを覚えるための記念碑が後世の人々に与えられたことを見ます。 1. 神の契約の民は、聖別され、神に従順に従うようにと言われました(ヨシュア3:5-8)。 5 ヨシュア は 民 に 言っ た。「 あなた がた は 自ら を 聖別 し なさい。 明日、 主 が あなた がた の ただ中 で 不思議 を 行わ れる から。」 6 ヨシュア は 祭司 たち に「 契約 の 箱 を 担ぎ、 民 の 先頭 に 立っ て 渡り なさい」 と 命じ た。 そこで 彼ら […]

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旧約聖書の大部分を通して、神の救いの物語は、神の旧約の民イスラエルの歴史に焦点を当て、そこにメシアであるイエスが最終的に誕生する。イスラエルの歴史において、ヨシュア記の出来事が起こる頃には、かつての邪悪な世代のイスラエル人は荒野で死に、新しい世代のイスラエル人が約束の地に入る時期が来ていた。神の命令によって、イスラエル人は邪悪なカナン人を征服することによってカナンに入り、そこに定住することになった。カナン人は何世紀にもわたって、神や他の人々に対して、このような神の裁きを受けるに足る恐ろしい、暴力的な不正を働いてきたのである。さらに、神は聖なる神であり、その聖なる存在は、義のために分けられた民をカナンへと導こうとしていた。イスラエル人とその土地は、完全にヤハウェだけに捧げられるように命じられた。イスラエル人は自分たちだけでは、神が契約で与えると約束したものを成し遂げることができず、神の介入なしには神の命令に従うことができなかったので、この本のタイトルは、”ヤハウェが救う “という意味の名前であるヨシュアとされたのである。アブラハムの子孫であるイスラエルの民に、約束の地カナンを与えたのは神であり、その恵みに従ってであった。ヨシュア記は、簡単に言えば、約束の地を征服し、約束の地を分配し、約束の地で神の契約の律法に従い続けるように神が命じられた物語である。この本は、神の命令によって支配されています。民を指示したのは神であった。民に何かを要求されたのは神でした。そして、この書物全体を通して、民が従うように、神が民の中に聖なる存在としておられることがわかります。その背後には、ヨシュアという人の意志ではなく、旧約の民を救うために、契約の約束を果たすという神の主権的な計画があったのです。 1. 神様は、カナンをイスラエルの民に与えるという約束を再確認し、ヨシュアと共にいる ことを約束し、ヨシュアに勇気をもって征服するように命じられました(ヨシュア1:1-6)。 1 主 の しも べ モー セ の 死後、 主 は モー セ の 従者、 ヌン の 子 ヨシュア に 告げ られ た。 2 「わたし の しも べ モー セ は 死ん だ。 今、 あなた と この 民 は みな、 立っ て この ヨルダン川 を 渡り、 わたし が イスラエル の […]

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